世界経済、日本経済を注視しています。
サブプライムローン問題、世界同時不況、国内外株式の行方、新興国経済、為替動向、資源高・原油高、税制改革やインフレ率・雇用統計などの経済指標について、旬なトピックについてコメントしています。
4分割ポートフォリオの話を見ました。具体的には、国内株・海外株・国内債券・海外債券に単純に按分して投資するというものです。これは、非常にリスク分散になり、過去の実績から、任意の期間においてもほぼプラスになるとのこと。
ただ、これは過去の話であり、今後も適用可能かどうかは注意が必要です。市場に資金が溢れ出し、少しでも旨みのある商品があれば、一直線にその市場に向かうような現在の状況は今後も続くと思います。
ある時期は商品が買われ、ある時期は通貨が買われ、またある時は株式が買われ。めまぐるしく変わる資金の向かい先に対抗するには、確かに幅広い金融商品に資産を分散させておくのは、変動幅を抑えるのによいかもしれません。ただ、今すぐ全資産を上記4分野に平均して投資するのは勇気がいると思います。まずは、今保有する安全資産(預金など)から10%から20%くらいを割安な金融商品に投資することから始めたらいいと思います。
個人的な意見ですが、日本株の現物取引は、今一番安定的に、かつそれなりのリターンが得られ、保有コストも掛からない良い金融商品だと思います。できれば、優良株を選別し、リスク分散のため業種の異なる日本株を2、3銘柄持つとよいと思います。持っているだけで配当が入りますし、将来値上がりすれば、売却益が得られます。もちろん、元本保証はないので、ある程度下落した場合は、思い切って損切りする必要があるかもしれません。そのときは、また十分検討し、割安な銘柄を買うのも手です。
ただ、これは過去の話であり、今後も適用可能かどうかは注意が必要です。市場に資金が溢れ出し、少しでも旨みのある商品があれば、一直線にその市場に向かうような現在の状況は今後も続くと思います。
ある時期は商品が買われ、ある時期は通貨が買われ、またある時は株式が買われ。めまぐるしく変わる資金の向かい先に対抗するには、確かに幅広い金融商品に資産を分散させておくのは、変動幅を抑えるのによいかもしれません。ただ、今すぐ全資産を上記4分野に平均して投資するのは勇気がいると思います。まずは、今保有する安全資産(預金など)から10%から20%くらいを割安な金融商品に投資することから始めたらいいと思います。
個人的な意見ですが、日本株の現物取引は、今一番安定的に、かつそれなりのリターンが得られ、保有コストも掛からない良い金融商品だと思います。できれば、優良株を選別し、リスク分散のため業種の異なる日本株を2、3銘柄持つとよいと思います。持っているだけで配当が入りますし、将来値上がりすれば、売却益が得られます。もちろん、元本保証はないので、ある程度下落した場合は、思い切って損切りする必要があるかもしれません。そのときは、また十分検討し、割安な銘柄を買うのも手です。
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NY原油先物価格(WTI油種)は、前日の大幅上昇の利益確定売りや、ロシア軍のグルジア撤退などの国際情勢の安定化が見られたため、終値で6.59ドル下げて、114.59ドルで終了。
でも、つい先日は一時111ドル台を付けたので、まだまだ下がるかもしれません。代わりに米ドル通貨が買われているようです。原油は、あらゆる製品の価格の決定要因の一つです(原油が由来の化学製品等だけではなく、原料に原油が入っていなくても製品の輸送コストに響きます)。原油価格が安定的に推移することで、各国当局が懸念するインフレが収まればいいのですが。
でも、つい先日は一時111ドル台を付けたので、まだまだ下がるかもしれません。代わりに米ドル通貨が買われているようです。原油は、あらゆる製品の価格の決定要因の一つです(原油が由来の化学製品等だけではなく、原料に原油が入っていなくても製品の輸送コストに響きます)。原油価格が安定的に推移することで、各国当局が懸念するインフレが収まればいいのですが。
米経済は住宅金融の混乱に留まらず、日常的に使われているクレジットカードにも信用不安が起きはじめているようです。
クレジットカードの貸し倒れ比率がここ最近大幅に高まっているとのこと。イシュア(カード発行会社)もこれまでばんばん発行していたのを、審査を厳しくしているようです。聞くと、食品などの細々したものまでカードを使う顧客が増えているらしい。相当お金に困っている(=少しでも支払いを延ばしたい)人が増えている証拠です。
アメリカではプラスチックマネーが個人消費のかなりの部分を占めています。そして、GDPは個人消費が多く占めています。個人消費が低迷すれば、米国経済にかなりのダメージを与えそうです。住宅セクタの弱まりも気になりますが、米個人消費の低迷も気になるところです。
クレジットカードの貸し倒れ比率がここ最近大幅に高まっているとのこと。イシュア(カード発行会社)もこれまでばんばん発行していたのを、審査を厳しくしているようです。聞くと、食品などの細々したものまでカードを使う顧客が増えているらしい。相当お金に困っている(=少しでも支払いを延ばしたい)人が増えている証拠です。
アメリカではプラスチックマネーが個人消費のかなりの部分を占めています。そして、GDPは個人消費が多く占めています。個人消費が低迷すれば、米国経済にかなりのダメージを与えそうです。住宅セクタの弱まりも気になりますが、米個人消費の低迷も気になるところです。
アメリカでのGSEの不振が顕著になってきているようです。ここ一週間で大手のファニーメイやフレディマックは株価が半分ほど値下がりしました。すごい値下がりですね。
両社の肝心の経営状態ですが、やはりサブプライム(平均より貸し倒れの可能性の高い層、低所得者層)ローンでかなりの債権が回収できない状態のようです。そもそもの貸し手であるファニーメイやフレディマックも、その信用性のなさから原資となる資金調達コストが高止まりして、貸し出す資金のコストが高い・貸しても回収できないと、泣きっ面に蜂のようです。
確か、米当局は空売り規制を行ったと思うのですが、空売りして誰かが儲けているのでしょうか。または、先行きを見越して皆が投売りしている状態なのでしょうか。
公的資金の注入観測が出ているようですが、もはや最後の策でしょうね。最大300億ドルの注入の可能性も示唆されています。資金注入すれば、短中期的には持ち直すと思いますが、果たしてそれが後々に米経済・または世界経済にプラスと働くのかマイナスと働くのかは、要注意と思います。
両社の肝心の経営状態ですが、やはりサブプライム(平均より貸し倒れの可能性の高い層、低所得者層)ローンでかなりの債権が回収できない状態のようです。そもそもの貸し手であるファニーメイやフレディマックも、その信用性のなさから原資となる資金調達コストが高止まりして、貸し出す資金のコストが高い・貸しても回収できないと、泣きっ面に蜂のようです。
確か、米当局は空売り規制を行ったと思うのですが、空売りして誰かが儲けているのでしょうか。または、先行きを見越して皆が投売りしている状態なのでしょうか。
公的資金の注入観測が出ているようですが、もはや最後の策でしょうね。最大300億ドルの注入の可能性も示唆されています。資金注入すれば、短中期的には持ち直すと思いますが、果たしてそれが後々に米経済・または世界経済にプラスと働くのかマイナスと働くのかは、要注意と思います。
日経平均も13円安で終了し小幅安。為替もあまり動きはなかったようです。
物価は下がって、株価・賃金が上がればいいのですが、いつかそういう日が来るのでしょうか?
物価は下がって、株価・賃金が上がればいいのですが、いつかそういう日が来るのでしょうか?
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経済情報はビジネスマンの基本知識だと思うのですが、十分に体得しているとは思っていません。日々勉強中の身です。いつか仕事に役立ててればと思っています。
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