世界経済、日本経済を注視しています。
サブプライムローン問題、世界同時不況、国内外株式の行方、新興国経済、為替動向、資源高・原油高、税制改革やインフレ率・雇用統計などの経済指標について、旬なトピックについてコメントしています。
今回のサミットでは、食料危機がテーマとして取り上げられ、アフリカでの農作物増産が決定されました。しかし、食料増産はそう簡単に実現はできないと思います。まず、土壌改良からはじめなければ。概して、アフリカの土壌は保水率が低く、砂漠化が進行しています。大規模な灌漑も必要だし、水資源に乏しい国が多く困難な壁があります。環境プラントの設置、農機の大量導入、肥料や厳しい環境にも耐えうる品種の種子の供給が行われると思うけど、成果が挙がるのは数年先だと思う。
世界各国が、継続的に取り組まなければならない大きな問題でしょうね。言い換えれば、環境関連・農作関連産業は今後数年間は一定の市場が見込めるはず。これらをテーマに投資を考えてもいいかもしれない。
世界各国が、継続的に取り組まなければならない大きな問題でしょうね。言い換えれば、環境関連・農作関連産業は今後数年間は一定の市場が見込めるはず。これらをテーマに投資を考えてもいいかもしれない。
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いまや日本人の誰もが気にし始めた原油価格。実は、市場にはモノとしての原油は十分存在するらしい。原油価格の高騰は、ドル安に嫌気がさしたファンドが原油先物市場に潤沢に資金投入し吊り上げているのが実情。今年に入り、産油国の増産計画の発表、世界的な景気悪化による実需の減少などにより、価格は落ち着くという見方がでている模様。リーマンブラザーズによると、2009年の平均価格は83ドルとのこと。どこかの(どことは言わないが)アナリストは、近日200ドルに達すると予想したが、それは言い過ぎじゃない?
原油価格が落ち込めば、投機資金は別の商品に投資して、そちらが高騰する可能性もあります。または、商品ではなく、割安感の出ている株式に資金が戻ってくるかもしれません。
原油価格が落ち込めば、投機資金は別の商品に投資して、そちらが高騰する可能性もあります。または、商品ではなく、割安感の出ている株式に資金が戻ってくるかもしれません。
以前、テレビでコマツを特集していたのを見ました。コマツは世界に名だたる建機メーカーです。コマツの製品は高性能であり、信頼性も高く、世界各国で引き合いが多いそうです。その理由は、コマツによる自動化された品質管理システム。建機には各種センサー(エンジン油温計など)を内蔵し、測定値を自動的にサーバーに送信しています。サーバー側で、性能低下等の異常値を発見すれば、ただちに当該建機を点検し、故障が発生する前に、部品交換等の保守を行うとのこと。これにより、コマツ製品の稼働率は非常に高く、資源開発の現場などで大活躍しているのだそう。GPSも装備し、世界中の全てのコマツ製品がどのような状態か分かるそうです。
ところで、ここ最近は世界的な景気悪化に伴い資源開発の旺盛さがなくなってきている様子。それでもコマツは増産の手を緩めない。特に中国での市場拡大を狙っているとのこと。四川大地震の復興特需、中国国内の資源開発、公共インフラの整備で、まだまだ建機は足りない状況のようです。コマツはノックダウン式で建機を中国に供給しています。コスト抑制にもなり安定供給が可能になります。建機市場の今後の行く末を見守りたいと思います。
ところで、ここ最近は世界的な景気悪化に伴い資源開発の旺盛さがなくなってきている様子。それでもコマツは増産の手を緩めない。特に中国での市場拡大を狙っているとのこと。四川大地震の復興特需、中国国内の資源開発、公共インフラの整備で、まだまだ建機は足りない状況のようです。コマツはノックダウン式で建機を中国に供給しています。コスト抑制にもなり安定供給が可能になります。建機市場の今後の行く末を見守りたいと思います。
これまで世界の工場として、経済を牽引してきた中国だが、さすがに米国発のサブプライムローン問題に端を発した世界的景気減速の影響を受けつつあるようです。最も問題なのはインフレ。原油は勿論、食料、資源高によりインフレ率が上昇しています。一方で、上海株式市場は直近1年間の最高値より半分以下になっています。株取り引きの旺盛な個人投資家が悲鳴を上げている様子。中国国内の個人消費の減速感は具体的な数字となって現れてきています。不動産価格は近年高止まりしてきたが、最近では人気のエリアでも売れ残りが増えてきているらしい。
ベトナムはもっと酷い。中国よりも人件費が安いという理由で、工場を中国からベトナムにシフトしつつあったけど、ベトナムの物価上昇率は直近では前年同月比でなんと25%にも達するそう。人件費は中国以上に高騰しています。労働争議も激増し生産計画もままならない状況。今、アジア株への投資は非常にリスクが高いと思います。
ベトナムはもっと酷い。中国よりも人件費が安いという理由で、工場を中国からベトナムにシフトしつつあったけど、ベトナムの物価上昇率は直近では前年同月比でなんと25%にも達するそう。人件費は中国以上に高騰しています。労働争議も激増し生産計画もままならない状況。今、アジア株への投資は非常にリスクが高いと思います。
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経済情報はビジネスマンの基本知識だと思うのですが、十分に体得しているとは思っていません。日々勉強中の身です。いつか仕事に役立ててればと思っています。
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