世界経済、日本経済を注視しています。
サブプライムローン問題、世界同時不況、国内外株式の行方、新興国経済、為替動向、資源高・原油高、税制改革やインフレ率・雇用統計などの経済指標について、旬なトピックについてコメントしています。
シティより好条件のため、ウェルズ・ファーゴに売却先を決めたワコビアですが、シティは、裁判所からワコビアと再調整できる権利を得ました。
シティは、国内銀行業務の体制作りにワコビアが欲しいらしく、ワコビアの売却先が確定するのは、やや先のようです。
早く決まれば何でもいいという訳ではありませんが、再交渉するからには、ウェルズ・ファーゴの条件を上回る条件を提示する必要があります。ただでさえ、サブプライムローン関連で多額の損失を計上しているシティに、どれほどの余力があるのか分かりません。さらなる好条件を提示すると、ワコビアを抱えることによる不良債権額が、投入した資産以上になるなら、シティにとってもよいことではありません。
先日、不良債権処理法案が上下院で可決されたことを受けて、仕組み(ワコビアの本支店、顧客ネットワーク、人材)や優良資産だけを受け入れて、不良債権は処理機構に売却(押し付ける)つもりでしょうか。そうならば、財務上よくなりますが、あまりに虫のいい考えなので、シティのCSR意識に疑問符がつくかもしれません。
シティは、国内銀行業務の体制作りにワコビアが欲しいらしく、ワコビアの売却先が確定するのは、やや先のようです。
早く決まれば何でもいいという訳ではありませんが、再交渉するからには、ウェルズ・ファーゴの条件を上回る条件を提示する必要があります。ただでさえ、サブプライムローン関連で多額の損失を計上しているシティに、どれほどの余力があるのか分かりません。さらなる好条件を提示すると、ワコビアを抱えることによる不良債権額が、投入した資産以上になるなら、シティにとってもよいことではありません。
先日、不良債権処理法案が上下院で可決されたことを受けて、仕組み(ワコビアの本支店、顧客ネットワーク、人材)や優良資産だけを受け入れて、不良債権は処理機構に売却(押し付ける)つもりでしょうか。そうならば、財務上よくなりますが、あまりに虫のいい考えなので、シティのCSR意識に疑問符がつくかもしれません。
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