世界経済、日本経済を注視しています。
サブプライムローン問題、世界同時不況、国内外株式の行方、新興国経済、為替動向、資源高・原油高、税制改革やインフレ率・雇用統計などの経済指標について、旬なトピックについてコメントしています。
英金融大手のバークレイズは、民間投資家から70億ポンド(1兆2000億円)の資金調達をする予定があると報じられました。
イギリスでは、HBOSやRBS(ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド)が公的資金の注入を受け入れるようですが、政府管理下に置かれるのを嫌って民間から資金調達するとのこと。
しかし、いずれにせよレバレッジ経営や強引な利益至上主義で利潤を突き詰めて、その結果不良債権で破綻寸前になった金融機関が次々と政府に助けを求めているモラルハザード状態において、バークレイズの市場主義的なやり方は、ある意味好感が持てます。
あとは、そのような巨額の資金の出し手がいるかどうか。バークレイズも不良債権を多く抱え、資産はかなり傷んでいます。民間投資家として、中東産油国の政府系ファンドなどが資金を潤沢に持っていますが、さすがにここ1月の株安・通貨安から、おいそれと簡単に出資しそうにないです。バークレイズにさまざまな合理化策を求めるか、またはかなり高い利回りを条件に出資するか。いずれにせよ。バークレイズは難しい経営を迫られると思います。
イギリスでは、HBOSやRBS(ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド)が公的資金の注入を受け入れるようですが、政府管理下に置かれるのを嫌って民間から資金調達するとのこと。
しかし、いずれにせよレバレッジ経営や強引な利益至上主義で利潤を突き詰めて、その結果不良債権で破綻寸前になった金融機関が次々と政府に助けを求めているモラルハザード状態において、バークレイズの市場主義的なやり方は、ある意味好感が持てます。
あとは、そのような巨額の資金の出し手がいるかどうか。バークレイズも不良債権を多く抱え、資産はかなり傷んでいます。民間投資家として、中東産油国の政府系ファンドなどが資金を潤沢に持っていますが、さすがにここ1月の株安・通貨安から、おいそれと簡単に出資しそうにないです。バークレイズにさまざまな合理化策を求めるか、またはかなり高い利回りを条件に出資するか。いずれにせよ。バークレイズは難しい経営を迫られると思います。
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