世界経済、日本経済を注視しています。
サブプライムローン問題、世界同時不況、国内外株式の行方、新興国経済、為替動向、資源高・原油高、税制改革やインフレ率・雇用統計などの経済指標について、旬なトピックについてコメントしています。
NY商業取引所(NYMEX)で、時間外取引で中心指数のWTI油種が一時50.33ドルまで低下しました。
つい、このあいだまで実需分の価格は60ドルから70ドルといわれていたので、実需分以下の価格になっています。採掘場所によっては、ペイする価格が60ドル近いところもあり、このような場所では採掘すればするほど赤字となる可能性があります。
投機マネーも逃げ、新興国でも原油消費が減退することが予想され、原油価格が上昇する見込みは当面なさそうです。これはインフレ抑制にも貢献することが考えられますが、そのため政策金利引下げの要因にもなりそうです。
つい、このあいだまで実需分の価格は60ドルから70ドルといわれていたので、実需分以下の価格になっています。採掘場所によっては、ペイする価格が60ドル近いところもあり、このような場所では採掘すればするほど赤字となる可能性があります。
投機マネーも逃げ、新興国でも原油消費が減退することが予想され、原油価格が上昇する見込みは当面なさそうです。これはインフレ抑制にも貢献することが考えられますが、そのため政策金利引下げの要因にもなりそうです。
PR
金融庁は、格付け会社を登録制にすることで審議入りすることになりました。
実は、アメリカではすでに2007年に登録制になっていたとのこと。しかし、今回の金融混乱を引き起こしたサブプライムローンを複雑に組み込んだ商品に不合理に高格付けを与えたのは格付け会社。アメリカでは、登録制であったけど、監視が十分でなかったんでしょうね。
今後は監視が強化される模様。必要に応じて、事業改善命令や、事業停止も行えるとのこと。しかし、個人的には格付け会社の信用は、今回の混乱を招いた張本人の一人なので、地に落ちたと思います。当局が監視強化を行う以前に、世の格付け会社に対する見方はとても厳しくなったと思います。
実は、アメリカではすでに2007年に登録制になっていたとのこと。しかし、今回の金融混乱を引き起こしたサブプライムローンを複雑に組み込んだ商品に不合理に高格付けを与えたのは格付け会社。アメリカでは、登録制であったけど、監視が十分でなかったんでしょうね。
今後は監視が強化される模様。必要に応じて、事業改善命令や、事業停止も行えるとのこと。しかし、個人的には格付け会社の信用は、今回の混乱を招いた張本人の一人なので、地に落ちたと思います。当局が監視強化を行う以前に、世の格付け会社に対する見方はとても厳しくなったと思います。
与謝野経済財政相は、実質国内総生産(GDP)の成長率見通しがマイナスになると示唆しました。
当初はプラス成長をもくろんでいましたが、民間エコノミストのほとんどは両年度ともマイナス成長と見ています。夏までの原油などの高騰と(こちらは一服感が出ていますが)、9月のリーマン・ショック以来の金融危機が欧米はおろか新興国の経済にも変調をきたし、日本の輸出産業に大打撃を与えています。
外需主導から内需主導の経済が求められているようです。景気の影響を受けにくい内需関連の株に注目しています。
当初はプラス成長をもくろんでいましたが、民間エコノミストのほとんどは両年度ともマイナス成長と見ています。夏までの原油などの高騰と(こちらは一服感が出ていますが)、9月のリーマン・ショック以来の金融危機が欧米はおろか新興国の経済にも変調をきたし、日本の輸出産業に大打撃を与えています。
外需主導から内需主導の経済が求められているようです。景気の影響を受けにくい内需関連の株に注目しています。
格付け会社のフィッチは、トヨタの格付けを最高ランクの「AAA」から引き下げる見通しがあると発表しました。これまでずっとAAAだったので、初の格下げになるとのこと。
北米売り上げ比率の高いトヨタは、北米の景気減速をもろに受けて、売上高、利益とも急ブレーキ。このような状況では、格下げもやむなしとのことのようです。
ただ、自動車は裾野が広い産業。そのなかでもトップ企業のトヨタが格下げということは、国内の部品会社、販売会社なども影響が大きそう。もちろん、これらの会社の雇用状況にも影響を与えます。ますます、景気後退が進みそうです。
北米売り上げ比率の高いトヨタは、北米の景気減速をもろに受けて、売上高、利益とも急ブレーキ。このような状況では、格下げもやむなしとのことのようです。
ただ、自動車は裾野が広い産業。そのなかでもトップ企業のトヨタが格下げということは、国内の部品会社、販売会社なども影響が大きそう。もちろん、これらの会社の雇用状況にも影響を与えます。ますます、景気後退が進みそうです。
米シティグループは、大規模なリストラ(人員削減)を行う予定があると欧米のメディアが伝えました。
以前、シティが日本でサムライ債を発行したとき(2.66%の利回り)、株価は16ドルくらいで、「危ないなあ」と感じた覚えがあります。その後、またサムライ債(今度は3.22%)を発行したとき、「この商品がデフォルトになる可能性は結構高そう。利回りはいいけど、仮に利回りが8%でも買えないなあ。」と感じたのを覚えています。
今日、シティの株価を見たら10ドルを切っていました。本格的に危なそうですね。少々人を減らしたくらいでは、経営改善が追いつかないかもしれません。サブプライム問題や、自己資本比率の改善が見られた後なら、利回り2%くらいのサムライ債を発行すれば買うかもしれません。
以前、シティが日本でサムライ債を発行したとき(2.66%の利回り)、株価は16ドルくらいで、「危ないなあ」と感じた覚えがあります。その後、またサムライ債(今度は3.22%)を発行したとき、「この商品がデフォルトになる可能性は結構高そう。利回りはいいけど、仮に利回りが8%でも買えないなあ。」と感じたのを覚えています。
今日、シティの株価を見たら10ドルを切っていました。本格的に危なそうですね。少々人を減らしたくらいでは、経営改善が追いつかないかもしれません。サブプライム問題や、自己資本比率の改善が見られた後なら、利回り2%くらいのサムライ債を発行すれば買うかもしれません。
Ads by Google
カレンダー
プロフィール
HN:
SundayEconomist
性別:
非公開
自己紹介:
経済情報はビジネスマンの基本知識だと思うのですが、十分に体得しているとは思っていません。日々勉強中の身です。いつか仕事に役立ててればと思っています。
アーカイブ
ブログ内検索
最新コメント
[12/11 FXroomと私]
最新トラックバック