世界経済、日本経済を注視しています。
サブプライムローン問題、世界同時不況、国内外株式の行方、新興国経済、為替動向、資源高・原油高、税制改革やインフレ率・雇用統計などの経済指標について、旬なトピックについてコメントしています。
東京、大阪、名古屋の各株式取引所のとりまとめで、10月度は外国人投資家は1兆696億円の売りこし。二ヶ月連続。
一方、個人投資家は逆に二ヶ月連続で買い越し。総額9927億円。
おそらく、手元キャッシュの確保に走った海外ファンドなどが現金化しやすい日本株をむやみに売りまくったからだと思う。その銘柄が、将来価格が持ち直すと考えられても、顧客の解約要求に応えるため現金がどうしても必要だったため売ってしまわざるをえなかった。
ということは、今、日本株はやはり割安?経営状況のよさそうな銘柄を探してみたいと思います。
一方、個人投資家は逆に二ヶ月連続で買い越し。総額9927億円。
おそらく、手元キャッシュの確保に走った海外ファンドなどが現金化しやすい日本株をむやみに売りまくったからだと思う。その銘柄が、将来価格が持ち直すと考えられても、顧客の解約要求に応えるため現金がどうしても必要だったため売ってしまわざるをえなかった。
ということは、今、日本株はやはり割安?経営状況のよさそうな銘柄を探してみたいと思います。
PR
BOE(Bank of England:イングランド銀行、イギリスの中央銀行)は現行の政策金利の4.5%から1.5%引き下げ3.0%にしました。
イギリスは、これまでインフレ解消を最重要課題にして利下げよりむしろ利上げに向いていました。しかし、昨今の経済混乱では景気刺激が第一になり、利下げに軸足を置きつつあります。つい先日の協調利下げでも利下げしたばかり。
以前はそれなりに高金利の通貨であったポンド(GBP)ですが、今ではそれほど高金利というほどではないです。ポンド買いが収まる可能性があります。通貨に魅力がないため、安全な通貨、例えば日本円で持っておこうという動きが強まる恐れ(結果、円高が進む)があります。
イギリスは、これまでインフレ解消を最重要課題にして利下げよりむしろ利上げに向いていました。しかし、昨今の経済混乱では景気刺激が第一になり、利下げに軸足を置きつつあります。つい先日の協調利下げでも利下げしたばかり。
以前はそれなりに高金利の通貨であったポンド(GBP)ですが、今ではそれほど高金利というほどではないです。ポンド買いが収まる可能性があります。通貨に魅力がないため、安全な通貨、例えば日本円で持っておこうという動きが強まる恐れ(結果、円高が進む)があります。
次期大統領はオバマに決まりました。
彼の公約を聞くと、公共事業(アメリカの社会インフラは必要な手当てもされず老朽化して橋の崩落などの事故が起こっています。日本の”ムダな”公共事業とは質が違うようです)や、代替エネルギーの研究開発など、短期的および中長期的な経済対策がまんべんなく実施されるようです。
これらの施策が問題なく行われると、米国は意外と早く経済低迷から立ち直れるかもしれません。環境対策の研究開発に本腰を入れられると、環境や代替エネルギー(太陽電池など)で世界をリードしている日本も地位が脅かされるかもしれません。
オバマ新政権の唯一の弱点は、これらの施策にカネが相当掛かるということ。税制改革などをきちんとしないと極度の財政赤字を招きます。あまり考えにくいですが、米国自体がデフォルト(債務不履行)になったりするととんでもないことになります。米国債は最も安全な債券と考えられており、世界中の国や金融機関が持っています。これらが償還できないと他国の経済に大打撃を与えます。
大統領就任は年明けですが、今後のオバマ氏の行動に注意したいと思います。
彼の公約を聞くと、公共事業(アメリカの社会インフラは必要な手当てもされず老朽化して橋の崩落などの事故が起こっています。日本の”ムダな”公共事業とは質が違うようです)や、代替エネルギーの研究開発など、短期的および中長期的な経済対策がまんべんなく実施されるようです。
これらの施策が問題なく行われると、米国は意外と早く経済低迷から立ち直れるかもしれません。環境対策の研究開発に本腰を入れられると、環境や代替エネルギー(太陽電池など)で世界をリードしている日本も地位が脅かされるかもしれません。
オバマ新政権の唯一の弱点は、これらの施策にカネが相当掛かるということ。税制改革などをきちんとしないと極度の財政赤字を招きます。あまり考えにくいですが、米国自体がデフォルト(債務不履行)になったりするととんでもないことになります。米国債は最も安全な債券と考えられており、世界中の国や金融機関が持っています。これらが償還できないと他国の経済に大打撃を与えます。
大統領就任は年明けですが、今後のオバマ氏の行動に注意したいと思います。
円安を好感して、東京株式市場は上昇。先週末に比べて537円も高く引けました。
ただ、楽観視はできません。今日は、米大統領選。マケインかオバマかで、今後のアメリカの経済対策が変わってきます。
大統領が決まれば、安心感が生じてさらに買いやすくなるかも。特に、米住宅市場の透明性確保が重要な対策のひとつだと思っているので、この部分をしっかり処理してくれる大統領に決まれば、より株式が買いやすくなると思われます。
ただ、楽観視はできません。今日は、米大統領選。マケインかオバマかで、今後のアメリカの経済対策が変わってきます。
大統領が決まれば、安心感が生じてさらに買いやすくなるかも。特に、米住宅市場の透明性確保が重要な対策のひとつだと思っているので、この部分をしっかり処理してくれる大統領に決まれば、より株式が買いやすくなると思われます。
追加経済対策のひとつである高速道路料金の値下げ。土日祝日は距離に関わらず1000円。
確かに魅力的に見える人もいるかも知れない。
しかし、私はこの案に強い疑問を抱いています。
(1)土日・祝日に限定した意味:おそらく休日にレジャーで高速を使ってもらって景気刺激を狙っているのでしょうけど、世の中のすべての人が土日祝日が休日ではありません。水曜日が定休日の人には不公平ではないですか?
(2)期間限定ではなく恒久的な制度ではない:たとえば、低額で行けるときに観光いまくったら、この制度が終われば、「あのとき行ったし、しばらく遠出しなくてもいいよね?」なんてことになりませんか?もしそうなってしまうなら、いわゆる需要の先食い、駆け込み需要のひとつで、継続的な景気対策ではなくなってしまいます。この施策が終われば途端に高速道路需要が減るなら、こんな場当たり的な施策なんてやめたほうがましだと思います。
もう少し実のある施策を考えてほしいと思います。
確かに魅力的に見える人もいるかも知れない。
しかし、私はこの案に強い疑問を抱いています。
(1)土日・祝日に限定した意味:おそらく休日にレジャーで高速を使ってもらって景気刺激を狙っているのでしょうけど、世の中のすべての人が土日祝日が休日ではありません。水曜日が定休日の人には不公平ではないですか?
(2)期間限定ではなく恒久的な制度ではない:たとえば、低額で行けるときに観光いまくったら、この制度が終われば、「あのとき行ったし、しばらく遠出しなくてもいいよね?」なんてことになりませんか?もしそうなってしまうなら、いわゆる需要の先食い、駆け込み需要のひとつで、継続的な景気対策ではなくなってしまいます。この施策が終われば途端に高速道路需要が減るなら、こんな場当たり的な施策なんてやめたほうがましだと思います。
もう少し実のある施策を考えてほしいと思います。
Ads by Google
カレンダー
プロフィール
HN:
SundayEconomist
性別:
非公開
自己紹介:
経済情報はビジネスマンの基本知識だと思うのですが、十分に体得しているとは思っていません。日々勉強中の身です。いつか仕事に役立ててればと思っています。
アーカイブ
ブログ内検索
最新コメント
[12/11 FXroomと私]
最新トラックバック