世界経済、日本経済を注視しています。
サブプライムローン問題、世界同時不況、国内外株式の行方、新興国経済、為替動向、資源高・原油高、税制改革やインフレ率・雇用統計などの経済指標について、旬なトピックについてコメントしています。
アナリスト予想では、原油価格が40ドル、最悪35ドルまで落ち込む可能性があるとのこと。
ついこの間まで、200ドルを超える、300ドルもありうるって言ってたのに・・・
まあ、話半分くらいに聞いておきましょう。すでに55ドルまで下がっており、50ドルを切る可能性はあると思います。35ドルを予測する向きは、景気後退による実需減を悲観して、それ以上に商品市場で売りが立て込むことを予想するため。つまり、実需減以上に売りがかさみ、過剰に安くなるからだということ。
裏返せば、行き過ぎた低下はすぐに反発するということ。実際に、産油国は需要減に対応するため産油量を絞ることを決めており、一時的に在庫がだぶつくために価格が下落するけど、しばらくするとまた上昇し始めると予想されています。
ただ、実体経済は結構傷んでいるので、景気が急回復して原油需要も急激に回復するとは思えません。また、この夏の異常な原油高を経験しているため、代替エネルギー(太陽電池など)や低燃費車の開発が進んでいます。原油依存の社会から少しずつ脱却していくと思うので、原油もそれほど必要としない(=あまり原油高にならない)社会になるかも知れません。
ついこの間まで、200ドルを超える、300ドルもありうるって言ってたのに・・・
まあ、話半分くらいに聞いておきましょう。すでに55ドルまで下がっており、50ドルを切る可能性はあると思います。35ドルを予測する向きは、景気後退による実需減を悲観して、それ以上に商品市場で売りが立て込むことを予想するため。つまり、実需減以上に売りがかさみ、過剰に安くなるからだということ。
裏返せば、行き過ぎた低下はすぐに反発するということ。実際に、産油国は需要減に対応するため産油量を絞ることを決めており、一時的に在庫がだぶつくために価格が下落するけど、しばらくするとまた上昇し始めると予想されています。
ただ、実体経済は結構傷んでいるので、景気が急回復して原油需要も急激に回復するとは思えません。また、この夏の異常な原油高を経験しているため、代替エネルギー(太陽電池など)や低燃費車の開発が進んでいます。原油依存の社会から少しずつ脱却していくと思うので、原油もそれほど必要としない(=あまり原油高にならない)社会になるかも知れません。
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第3四半期のGDPで前期比0.2%マイナス。前期の0.2%マイナスと連続し、実質上景気後退(リセッション)入りしました。
ほんの数ヶ月前にはユーロ円が170円に届きそうでしたが、一時113円くらいになりましたね。一言で言えば、ユーロは少々バブル気味だったということです。
しかし、欧州の大手金融機関は破綻や公的救済が相次ぎ、政策金利もどんどん引き下げられ金融市場は急速に落ち込んでいました。GDPも落ち込み、実体経済への影響も鮮明になってきています。
ちょっとユーロは買えない通貨になってしまいましたね。高金利通貨(南アフリカランドZARやトルコリラTRYなど)も危なそう。
今、割安な感じがしているのは、ブラジル、ロシア、日本の株式ですね。これらは、それなりに人口規模も大きく、日本以外の二国は資源にも恵まれています。今が一番の買い時かどうかわかりませんが、ちょっと注目している国です。
ほんの数ヶ月前にはユーロ円が170円に届きそうでしたが、一時113円くらいになりましたね。一言で言えば、ユーロは少々バブル気味だったということです。
しかし、欧州の大手金融機関は破綻や公的救済が相次ぎ、政策金利もどんどん引き下げられ金融市場は急速に落ち込んでいました。GDPも落ち込み、実体経済への影響も鮮明になってきています。
ちょっとユーロは買えない通貨になってしまいましたね。高金利通貨(南アフリカランドZARやトルコリラTRYなど)も危なそう。
今、割安な感じがしているのは、ブラジル、ロシア、日本の株式ですね。これらは、それなりに人口規模も大きく、日本以外の二国は資源にも恵まれています。今が一番の買い時かどうかわかりませんが、ちょっと注目している国です。
みずほフィナンシャルグループは、9月中間期決算で、純利益が前年同期比で71%減の大幅減益になることを明らかにしました。利益は945億円。
最近の株安から、資本が減少しているとのこと。自己資本の増強のため、優先出資証券を最大3000億円分発行するとのこと。
株安は、具体的には日経平均が9500円を割ると含み損が発生するらしい。今の情勢からは、9500円を超えてくることは少し厳しそう。
最近の株安から、資本が減少しているとのこと。自己資本の増強のため、優先出資証券を最大3000億円分発行するとのこと。
株安は、具体的には日経平均が9500円を割ると含み損が発生するらしい。今の情勢からは、9500円を超えてくることは少し厳しそう。
ドコモは、インドの最大手財閥のタタグループの携帯電話会社、タタ・テレサービシズ(TTSL)の株式を約26%取得することとなりました。
国内の携帯電話市場はほぼ飽和しています。競争の余地が全くない訳ではないですが、やはり人口が多く、また普及率も十分ではないインド市場でビジネスを行うことは大きな可能性があると思います。ドコモは第三世代携帯のリーディングカンパニー。対するインド市場はまだ第二世代が全盛。TTSLも第三世代携帯のサービスの拡充を考えているようなので、ドコモの技術力が加われば第三世代ケータイサービスはスムーズに移行できると思われます。
ドコモの技術がインドで普及すれば、ドコモの利益(TTSLの株式配当だけではなく、ドコモの保有するノウハウのライセンス料収入など)に貢献しそうです。
世界的な経済不況の中で、伸びが期待できるインド市場でビジネスを開始するのは、注目に値します。
国内の携帯電話市場はほぼ飽和しています。競争の余地が全くない訳ではないですが、やはり人口が多く、また普及率も十分ではないインド市場でビジネスを行うことは大きな可能性があると思います。ドコモは第三世代携帯のリーディングカンパニー。対するインド市場はまだ第二世代が全盛。TTSLも第三世代携帯のサービスの拡充を考えているようなので、ドコモの技術力が加われば第三世代ケータイサービスはスムーズに移行できると思われます。
ドコモの技術がインドで普及すれば、ドコモの利益(TTSLの株式配当だけではなく、ドコモの保有するノウハウのライセンス料収入など)に貢献しそうです。
世界的な経済不況の中で、伸びが期待できるインド市場でビジネスを開始するのは、注目に値します。
日経が9000円台回復と思ったら、本日は下げて再び9000円割れ。
円高に動いたことから、輸出比率の高い自動車などが下げた模様。
もう少し、中期的な観点で見てみると、自動車なんかは特にそうだけど、主要材料の鉄は鉄鉱石価格が下落していて、しかも円高なので調達価格は今後下がるはず。また、北米などは、大型車だけではなく小型車も含めて自動車の市場が縮小しているけど、車社会の国なので、車がない生活は考えにくい。車も機械ものなので、いずれ磨耗・故障して新しい車が必要になるはず。そのとき、小型で燃費のいい日本車が見直されると思う。
ここ直近(大体1年から5年くらい)は日本の自動車メーカーは苦しいと思うけど、ここを耐えると光が見えてくるはず。今が株価の底かどうかはよく分からないけど、だいぶと底は見えてきていると思う。今、慌てて買う必要がないけど、大底を経験して反転し始めた段階では、買いたいセクタです。
円高に動いたことから、輸出比率の高い自動車などが下げた模様。
もう少し、中期的な観点で見てみると、自動車なんかは特にそうだけど、主要材料の鉄は鉄鉱石価格が下落していて、しかも円高なので調達価格は今後下がるはず。また、北米などは、大型車だけではなく小型車も含めて自動車の市場が縮小しているけど、車社会の国なので、車がない生活は考えにくい。車も機械ものなので、いずれ磨耗・故障して新しい車が必要になるはず。そのとき、小型で燃費のいい日本車が見直されると思う。
ここ直近(大体1年から5年くらい)は日本の自動車メーカーは苦しいと思うけど、ここを耐えると光が見えてくるはず。今が株価の底かどうかはよく分からないけど、だいぶと底は見えてきていると思う。今、慌てて買う必要がないけど、大底を経験して反転し始めた段階では、買いたいセクタです。
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経済情報はビジネスマンの基本知識だと思うのですが、十分に体得しているとは思っていません。日々勉強中の身です。いつか仕事に役立ててればと思っています。
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