シティの顧問、ルービン氏辞任

元財務長官で、シティグループの取締役顧問のルービン氏が辞任しました。

99年以降に103億円もの巨額の報酬を受け取っていながら、経営を正常に運営してこなかったことを問題視している声があったからだそうです。

今回の世界的な不況は、彼一人の責任ではないでしょうが、シティは昨今の不況を招いたサブプライムローン問題の張本人の一角を占めるくらいの影響力はあったと思います。それを是正できる立場にいながら、ほとんど対策を打てなかったのは、ある程度責任があるのでしょうね。

米ドル円、90円半ばまで下落

米ドル円が90.52円まで下落。

昨日は、オバマ次期大統領が中所得者への1000ドルの減税を発表したけど、市場関係者にはサプライズにならなかった様子。この程度は、想定の範囲内だったようです。

確かに、1000ドル（約9万円）もらったところで、1万ドル失った人や、リストラの不安が付きまとうような人には、ぱぁっと使う気になれないかもしれませんね。不透明さがある現在の状況では、使うより貯蓄して万一に備えるのも自然な考え方だと思います。

円91円台後半

日本株価下落や本日発表された各種経済統計データから、不況感が鮮明となり、リスク回避から円が買われているようです。

昨日は米ドル円が94.11円まで上昇しましたが、一転円高になりました。米ドル円だけではなく、クロス円が軒並み全面高となっています。

さきほど、BOE（イングランド銀行）は、0.5%利下げし、1.5%としました。金融緩和はどこまでもやるという姿勢のようです。

日経平均7営業日続伸

円安で推移したことと、前日のダウが上昇したことから、約3年ぶりに7営業日続伸しました。

この勢いがどこまで続くかは、為替と米新政権の期待にかかっています。しかし、それらの期待で買われているようなので、期待通りでないと分かれば、大崩れしそう。少し気がかりです。

ドル円、クロス円が上昇

現在ドル円（USDJPY）が94円台に乗りました。

また、カナダドル円（CADJPY）が79円台、ポンド円（GBPJPY）が138円台になりました。

どうも楽観的な考えが出始めているようです。根拠はオバマ新政権で打ち出されると思われる景気対策。個人的には、かなり思惑で買われていると思います。これで、オバマ新大統領が適切なタイミングで適切な規模の適切な景気対策を打ち出さなければ、かなり株も為替も値崩れしそう。失敗が許されないような状況になってきたと思います。