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世界経済、日本経済を注視しています。 サブプライムローン問題、世界同時不況、国内外株式の行方、新興国経済、為替動向、資源高・原油高、税制改革やインフレ率・雇用統計などの経済指標について、旬なトピックについてコメントしています。
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通信機器大手のモトローラが、今四半期は赤字との見通しを発表しました。

昨今の景気後退以前に、モトローラの携帯電話ビジネスはかなり苦しかったようです(競合のNokiaやSamsung、LGなどが強いと思います)。

これを受けて、モトローラは従業員を4000人削減するとのこと。
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すでに8000億ドルの景気刺激策を計画中ですが、その内容について懐疑的な見方が広まっているようで、早くも修正を迫られているようです。

エネルギー減税が100億ドルでは少ない、中所得者への1人1000ドルの減税では景気刺激にならないのでは、などと指摘を受けているようです。

この不況を何とかしてくれるとの期待を受けて当選した人物なので、必要に応じて計画の修正があると考えるでしょうね。既に、2月中旬までに景気刺激策を議会通過させることを明らかにしているので、早く修正案を固める必要がありそうです。実効性のある計画となるか注目です。
元財務長官で、シティグループの取締役顧問のルービン氏が辞任しました。

99年以降に103億円もの巨額の報酬を受け取っていながら、経営を正常に運営してこなかったことを問題視している声があったからだそうです。

今回の世界的な不況は、彼一人の責任ではないでしょうが、シティは昨今の不況を招いたサブプライムローン問題の張本人の一角を占めるくらいの影響力はあったと思います。それを是正できる立場にいながら、ほとんど対策を打てなかったのは、ある程度責任があるのでしょうね。
2日のダウは、悪い経済統計にも関わらず、景気回復への期待感から、大幅に上昇。ダウは258.30ドル(2.94%)上昇し、9034.69ドルと9000ドル台を回復しました。

ちょっとやそっとの経済統計の悪い結果は、市場は既に織り込みが済んでいるようです。ただ、個人的には、今後ともぐんぐん上昇するとは思えません。肝心の個人消費が、住宅価格の下落によって消費余力がありません。なので、株式も景気不調をいち早く抜け出す銘柄から買われていくようなまだら模様の株価市況になると想定します。
2008年は、金融市場で100年に1度の大混乱の年だったようです。

株式時価総額で、およそ1250兆円もの資産が目減りしたとのこと。空売りしていた人もいると思いますが、大部分は株式を購入して保有している人だったと思うので、かなりの数の投資家が損失を出しているようです。

2009年になっても、あまり明るい材料はなさそう。暗い材料も打ち止め感があるなら、ある程度出てきても消化されると思いますが、今後どれだけ出てくるかあまり検討がつきません。このような不透明な状況だと、悪材料はすぐに心理を冷やして下落を誘うことが多いように思います。

前半は望み薄ですが、後半になるとある程度底も確認できて少しずつ復調するかも知れません。
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