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世界経済、日本経済を注視しています。 サブプライムローン問題、世界同時不況、国内外株式の行方、新興国経済、為替動向、資源高・原油高、税制改革やインフレ率・雇用統計などの経済指標について、旬なトピックについてコメントしています。
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GMの取締役会では、米連邦倒産法11章(いわゆるチャプター11)の申請も考えているということを明らかにしました。

ワゴナーCEOは、公聴会で申請しない旨を表明していましたが、取締役会はもっと現実的なようです。

ここで、チャプター11が何であるかを述べておきます。倒産法の一部の章ですが、いわゆる清算型倒産ではなく、再建型倒産なので、チャプター11が認められても、即GMが解体され、清算される訳ではないです。債権者とともに、再建計画のもとで経営を再建します。なので、GM自体の経営は継続されるはずです。

実際、ユナイテッド航空はチャプター11を申請しましたが、経営再建で復活しました。

GMも、無理に公的資金で長らえさせるより、チャプター11のもとで、経営再建を果たしたほうが、(一時的なパニック状態になるかもしれませんが)合理的かも知れません。
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NY商業取引所(NYMEX)で、時間外取引で中心指数のWTI油種が一時50.33ドルまで低下しました。

つい、このあいだまで実需分の価格は60ドルから70ドルといわれていたので、実需分以下の価格になっています。採掘場所によっては、ペイする価格が60ドル近いところもあり、このような場所では採掘すればするほど赤字となる可能性があります。

投機マネーも逃げ、新興国でも原油消費が減退することが予想され、原油価格が上昇する見込みは当面なさそうです。これはインフレ抑制にも貢献することが考えられますが、そのため政策金利引下げの要因にもなりそうです。
米シティグループは、大規模なリストラ(人員削減)を行う予定があると欧米のメディアが伝えました。

以前、シティが日本でサムライ債を発行したとき(2.66%の利回り)、株価は16ドルくらいで、「危ないなあ」と感じた覚えがあります。その後、またサムライ債(今度は3.22%)を発行したとき、「この商品がデフォルトになる可能性は結構高そう。利回りはいいけど、仮に利回りが8%でも買えないなあ。」と感じたのを覚えています。

今日、シティの株価を見たら10ドルを切っていました。本格的に危なそうですね。少々人を減らしたくらいでは、経営改善が追いつかないかもしれません。サブプライム問題や、自己資本比率の改善が見られた後なら、利回り2%くらいのサムライ債を発行すれば買うかもしれません。
アナリスト予想では、原油価格が40ドル、最悪35ドルまで落ち込む可能性があるとのこと。

ついこの間まで、200ドルを超える、300ドルもありうるって言ってたのに・・・

まあ、話半分くらいに聞いておきましょう。すでに55ドルまで下がっており、50ドルを切る可能性はあると思います。35ドルを予測する向きは、景気後退による実需減を悲観して、それ以上に商品市場で売りが立て込むことを予想するため。つまり、実需減以上に売りがかさみ、過剰に安くなるからだということ。

裏返せば、行き過ぎた低下はすぐに反発するということ。実際に、産油国は需要減に対応するため産油量を絞ることを決めており、一時的に在庫がだぶつくために価格が下落するけど、しばらくするとまた上昇し始めると予想されています。

ただ、実体経済は結構傷んでいるので、景気が急回復して原油需要も急激に回復するとは思えません。また、この夏の異常な原油高を経験しているため、代替エネルギー(太陽電池など)や低燃費車の開発が進んでいます。原油依存の社会から少しずつ脱却していくと思うので、原油もそれほど必要としない(=あまり原油高にならない)社会になるかも知れません。
第3四半期のGDPで前期比0.2%マイナス。前期の0.2%マイナスと連続し、実質上景気後退(リセッション)入りしました。

ほんの数ヶ月前にはユーロ円が170円に届きそうでしたが、一時113円くらいになりましたね。一言で言えば、ユーロは少々バブル気味だったということです。

しかし、欧州の大手金融機関は破綻や公的救済が相次ぎ、政策金利もどんどん引き下げられ金融市場は急速に落ち込んでいました。GDPも落ち込み、実体経済への影響も鮮明になってきています。

ちょっとユーロは買えない通貨になってしまいましたね。高金利通貨(南アフリカランドZARやトルコリラTRYなど)も危なそう。

今、割安な感じがしているのは、ブラジル、ロシア、日本の株式ですね。これらは、それなりに人口規模も大きく、日本以外の二国は資源にも恵まれています。今が一番の買い時かどうかわかりませんが、ちょっと注目している国です。
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