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世界経済、日本経済を注視しています。 サブプライムローン問題、世界同時不況、国内外株式の行方、新興国経済、為替動向、資源高・原油高、税制改革やインフレ率・雇用統計などの経済指標について、旬なトピックについてコメントしています。
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米議会は、ビッグ3の財政支援の検討を行っているようですが、方法や金額などが不透明で、実効性があるのか早くも疑問符がついているようです。

部品メーカーも、売掛金の回収を自動車メーカーに強要すると自動車メーカーの破綻が加速するのを恐れて、回収を急がないようにしていたとのことですが、破綻が確実視されてくると話は別。会社が清算されると、自分の持分債権に応じた額しか回収できない可能性が高いので、できるだけ早く全額売掛金の回収に走ることが想定されます。

そうなると、いわゆる取り付け騒ぎのようなものでしょうね。誰がババを引くか、というような状況になりそうです。
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ビッグ3の救済案が廃案になりましたが、不良資産救済プログラム(TARP)の活用も検討されたため、好感して株価が上昇しました。

しかし、TARPが必ず適用されるか不透明な部分もあるので、上昇幅は限定的なものとなりました。

円はやや円安気味になって終了しました。

来週は、ビッグ3の救済と、やや円安よりの為替の動向を睨んで、上下どちらに動くか神経質な展開になると予想します。
米上院が、ビッグ3救済案に反対の意を表明しました。

一時、上院通過に楽観的な見方が出ていたので、一気に悲観ムードに。ドル売り円買いが進み、円高を懸念して日経平均も一時500円以上低くなりました。

おそらく、今夜のダウは荒れそうです。
ビッグ3への緊急融資が基本的に合意されたと報じられました。

実は、まだ議会の承認を得られていない状態ですが、たぶん通過するとのこと。

しかし、これはあくまでつなぎ融資。リストラ計画がきちんと提出されなければ、早期回収→チャプター11申請か会社清算、ということになりかねません。

いまからが正念場のようです。
シカゴ・トリビューンなどの大手新聞会社を持つトリビューン社が連邦倒産法第11章(日本の民事再生法)を申請しました。負債総額は130億ドル(約1兆2000億円)とかなり大きい額です。

新聞なんて、身近な消費財ですが、発行部数の減少とともに出稿広告も少なくなってきたのでしょうね。

不況では、広告は真っ先にカットされる部分ですから。メディア関係は厳しいでしょうね。
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