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世界経済、日本経済を注視しています。 サブプライムローン問題、世界同時不況、国内外株式の行方、新興国経済、為替動向、資源高・原油高、税制改革やインフレ率・雇用統計などの経済指標について、旬なトピックについてコメントしています。
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GMは、議会が全面的というわけではないが、諸事情を鑑みて支援するほうが傷が浅いと判断されました。

しかし、人員削減や、退職者の健康保険料の増額、債権者の回収率は30%に抑制されるなど、あらゆる人たちが痛みを分け合う状況のようです。

こうなると、チャプター11適用とほとんど変わらないように思います。

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米議会では、ビッグ3(GM、クライスラー、フォード)の公的支援の計画がまとまりそうだと報じられました。

GMは、チャプター11(連邦倒産法第11章)による破たん処理に入る可能性は低くなりました。

ただし、支援額が額だけに、間接的なコスト負担者である納税者からは反発が多いと聞いています。また、支援で失敗すれば、米国の財政赤字の悪化に繋がります。

ドルの価値がいっそう低くなるかもしれません。
メリルリンチの予測によると、原油先物価格は下落し続け、来年25ドルを割り込む可能性があるとレポートしました。景気後退が中国で深刻化すれば、需要が減るため。

そのような状態になった場合、OPECは大幅な減産する必要があるとのこと。

マーケットの値は、たいてい行き過ぎることが多いですが、調整という意味では、大幅な下落があってもおかしくはないでしょうね。原油は枯渇資源なので、いずれ価格が上がると思います。
債券の信用度をあらわす度数が、CDSプレミアムです。

10年物の米国債のCDSプレミアムが、68.4bps(1bpsは0.01%)と過去最高値を示しました。

今すぐ米国が破綻するとは思いませんが、大規模な不良債権買取や金融機関への公的資金注入など、米国財政の悪化は確実視されています。

世界で最も安全な資産と考えられていた米国債が、その安全性を問われる状況となってきました。日本も大量の米国債を持っているので、日本に無関係な話ではないと思います。
OPECは、会合で原油価格維持のため追加減産するか調整していましたが、減産はしないことに決まったようです。

今年の7月に史上最高値の147ドルを付けたあと、急落。投機マネーの流出、景気後退による需要減少の見込みで50ドル以下になりました。

ただ、現在は50ドル程度で安定しているので、しばらく様子を見るとのこと。ただ、50ドルだと採算が取れない採掘箇所もあると聞いたことがあります。いずれ需要は回復すると思いますが、数ヶ月後にまた100ドルを超えるかどうかは微妙なところだと思います。
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